どうも、アウダーのババちゃんです。
僕がアメリカのお寿司屋さんで働いていた頃のお話です。
皆さんが食べられるお刺身の盛り合わせについてくる大根のケンツマは僕が初めて、寿司屋で働いていた時にまず包丁の技術を覚える為の基礎中の基礎で毎日遅くまで練習したものです。毎日、指を切り、この厚さでは刺身のケンツマには使えないと親方に言われ、約半年の間毎日その繰り返し、そしてお客様に出せることができる大根のケンツマができるのです。
その時、感じるのが刺身を食べた後の皿を見た時にケンツマだけ残っているのを見ると、悲しくなっていたのを思い出します。でも、包丁で薄くむいて、打った大根のケンツマは刺身の盛る為に使われるものではないんです。
ケンツマは刺身をついている脇役ではなく、それはしっかりとした一品なのです。
これは何に対しても一緒なのかなとふと、今日おもいました。
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